代表復帰したベレーザのNICOLEがカップ戦決勝で示したもの!

7月21日(土)19:00 KICK OFF 2018なでしこリーグカップ優勝決定戦
日テレ・ベレーザ 1−0 INAC神戸レオネッサ @味の素フィールド西が丘

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味の素フィールド西が丘で行われた今年のなでしこリーグカップの決勝では、田中美南のゴールで日テレ・ベレーザが2年ぶり5度目の優勝を決めた。決勝ゴールを決めたのは日本時間の27日にアメリカで開催されるTournament of Nationsの日本代表にも選出された田中美南。だが、今回注目したいのは同じくアメリカ遠征に選ばれ日テレベレーザの10番を背負う時期エース候補の籾木結花である。
彼女はなでしこリーグカップ決勝では途中出場ながらも流れを変える動きを見せ、優勝に貢献した。

籾木が変えた優勝への流れ

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http://www.jfa.jp/national_team/u20w_2016/member/momiki_yuka.html
優勝がかかったなでしこリーグカップ決勝はベンチスタートだった。怪我から復帰をした5月のリーグ戦以降はカップ戦では先発、リーグ戦では途中出場が多くなった。出場機会が限られている中で少なくとも結果は残していた。

この試合は籾木の持ち味が存分に出ていた。相手の開けたギャップ(間)に顔を出して受けるのがうまい籾木は開始早々からボールを受ける。それまで長谷川唯が真ん中で受けてドリブルを開始し、サイドへ振るというパターンが多かったが、籾木が長谷川の近くでプレーすることによりターゲットが分散され相手DFがマークにつきにくくなった。長谷川から籾木、籾木から長谷川もしくは清水に繋ぐことができ、ベレーザの攻撃が非常に流動的になった。
特に、右サイドで受けることが多かったが、INACのボランチ伊藤の後ろ、DF鮫島の前あたりで頻繁に受けることで二人が引っ張られ、長谷川がフリーで受けられるようになった。そこに清水が攻撃に加わることで攻撃に厚みが増した。
先発で同じポジションに入っていたのは中里優だが、中里はどちらかというとボランチだった。三浦成美とダブルボランチでプレーし、バランサーの役割だった。そこに籾木が入り、長谷川とインサイドハーフを形成することにより、攻撃が活性化した。
得点シーンも直接は関係ないが、籾木が間で受けようとしていて田中美南の後ろでうろうろしていたので、長谷川が自由に動けるスペースができた。
そして前半よりも長谷川がサイドに行く機会が増えていたところで、右サイドを長谷川が抜け出し田中美南へピンポイントクロス。
これは、籾木がいたからこそ長谷川が動け、パスを出せた。半分籾木のアシストといっても良いだろう。直接は関わっていないが、それまでの伏線がINAC守備陣を騙した形となった。
また、彼女の良いところはそれだけじゃない。
この試合、FKのキッカーも務め最初のシュートがクロスバーを直撃している。そしてコーナーキッカーも務め、キックの精度が非常に高いことも伺える。
今回のアメリカ遠征でも体の大きい外国人選手には、彼女のように動き回り相手DFの嫌な位置で受けられる選手は希少。今大会でも途中出場で起用される可能性は十分ある。
なでしこカップで見せた流れを変える動きをアメリカ遠征でも見せて欲しい!

籾木結花

1996年4月9日生まれ 22歳
ポジション:MF、FW
利き足:左
出身:アメリカ
身長:153cm
代表歴:2012年 U-17 女子W杯、2016年 U-20 女子W杯、なでしこジャパン 2017年 アルガルベカップ

アメリカ出身でNICOLEというミドルネームを持つ彼女は昨年の皇后杯で怪我を負ったが、今年のリーグ戦で復帰をした。そして見事アメリカ遠征のメンバーに選出された。復帰戦となる日体戦ではゴールを決めて会場を沸かした!!

wataru 登録者

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